見習いさん

お店出しの日取りが決まれば、およそ一か月の間、見習いさんとして、各置屋さんごとに決まったお茶屋さんで様々なことを覚えていきます。
実際に白塗りをさせてもらい、お衣装を着せてもらい
毎日見習い茶屋に通うのですが、一つ、舞妓さんとの大きな違いがあるのです。

だらりの帯の半分の長さの「半だら」とよばれる帯をしめるのです。
この期間に、街のお姉さんやお茶屋のお母さん、仲居さん達に名前を覚えてもらいながら、お座敷の雰囲気を学んでゆくのです。

先生で喩えると教育実習期間のようなものです。
車で喩えると半だらの帯の長さは、初心者マークのようなものです。

お茶屋さんののれんをくぐる半だら帯の見習いさんを見かけたら、
「舞妓さんまであと少し…頑張って!」と見守ってあげてくださいね…

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