最後の舞妓姿

襟がえの当日からさかのぼって、3週間。芸妓さんになるための日々が、めまぐるしく過ぎ去っていきます。最初の1週間は、奴島田を結い、色紋付を着せてもらい、次の2週間は、先笄(さっこう)を結い、黒紋付を着せてもらうのです。花街によっては、赤襟に色紋付のところもあります。

もちろん、この3週間は、正装の3本の襟あしをかくことになり、
先笄(さっこう)を結う2週間は、お歯黒もされるのです。

お歯黒の意味は、昔の女性の身だしなみに使われていた意味もあるようですが、
時代によっては娘の成人を意味したり、若妻の習慣など、
さまざまな説があるようですが…

お歯黒は、黒く着色された蝋をあぶり指で歯に塗るそうで、
熱に弱いため熱い料理や飲み物はこの時期は極力避けるらしく、襟かえ前のダイエットにもなるそうです(笑)

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