季節の装い

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舞妓さんの装い

 

舞妓さんと聞いて、まず想い描くのは…
「だらりの帯」に「おこぼ姿」の「お引きずり」と呼ばれるお衣装を身につけ、

左手で常に「褄(つま)」を持って歩かれる姿です。

 

そして、日本髪にゆれる花かんざし… 季節感あふれるお衣装…

暦にあわせ、季節の移ろいを表現し、お客様をおもてなしするためのすばらしい演出、

気づかいが、伝統として受け継がれているのでしょう。

 

 

【1月】

おめでたい新年らしく、羽子板や松竹梅などの縁起ものの簪に、鳩と稲穂が飾られています。

お衣装の絵柄からも、おめでたい感じが伝わってきます。

 

鳩の目を好きな人に書いてもらえると願いがかなうと伝えられています。

また、稲穂の米粒を舞妓さんからいただくと、幸福な一年になるとも言われているのです。

 

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【2月】

京都には、各所に梅の名所があり、簪やお衣装でも、梅を表現されることが多いのです。

 

縁起の良い、紅白のかわいらしい梅で、舞妓さんも一層華やぎます。

また、花街によっては、節分の前後数日間、芸妓さんや、大きい舞妓さんは、

「おばけ」といって、髪型を変えて仮装して皆で楽しまれるところもあります。

 

http://walkkyoto.exblog.jp/12219521/

 

 

 

【3月】

春を告げる花として知られる、菜の花の簪をされることが多いです。

まだ、肌寒い京都ですが、舞妓さんの黒髪に咲く黄色い簪に、

春の訪れを感じることができます。

 

また、お衣装の絵柄にも、蝶が舞ったりと、春らしさが表現されます。

少し大きい舞妓さんになると、桃の花の簪などもされるようです。

 

http://walkkyoto.exblog.jp/12347203/

 

 

 

【4月】

桜の便りとともに、各花街で行われます春のおどりと… 春爛漫の京都となります。

 

桜の簪と一口に言っても、舞妓さんの黒髪に咲く桜の種類葉様々です。また、桜だけではなく、大きく舞う蝶などをつけられることもあるようです。

 

夜桜見物のお仕事の際には、ライトアップに映えるように、明るいお着物の色合いを着られるそうです。

 

http://walkkyoto.exblog.jp/9988758/

 

 

 

【5月】

薄紫の藤の花が… 桜からの季節の移ろいを教えてくれます。

 

一般的に房のついた簪は、新米舞妓さんがつけるものですが、

藤の花を表現した簪は、年長舞妓さんでも、

風に揺れる動きのある簪をつけられることがあるようです。

 

また、菖蒲など一輪をあしらった、落ち着きのあるものをされる場合もあるようです。

 

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【6月】

ジメジメとした梅雨が京都にもやってきます。

しっとりと雨に濡れながらも緑が鮮やかな柳を表現した簪をされます。

 

花のデザインが多い中、数少ない葉のイメージの簪ですが、

その緑の中にも、ナデシコの花が咲いていたりと、派手さはない中にも、

落ち着きのあるおしゃれさを感じます。

 

お衣装の絵柄も、だんだんと涼しげなデザインのものも増えてきます。

 

http://walkkyoto.exblog.jp/12772588/

 

 

 

【7月】

7月の声を聞くとともに、京都は祇園祭一色となります。

舞妓さんの黒髪も涼しげな団扇などで彩られ、お祭りムードが伝わってきます。

 

また、おふくを結っている舞妓さんたちは、祇園祭の期間中だけ、

きらびやかな簪で彩られる、勝山という髪を結われます。

 

また、山鉾の絵柄など、一年のうちで、

この時期だけの数日間しか着ることができない、

季節感あるお衣装も目にすることができます。

 

http://walkkyoto.exblog.jp/12909159/

 

 

 

【8月】

黒髪に、パッと鮮やかにはえるシルバーのすすきの簪をつけられます。

年少舞妓さんは、少しピンクの色合いのものをつけられることもあるそうです。

 

また、朝顔など、夏の代表的な花一輪をつけられることもあります。

 

お衣装では、大文字を表現したおしゃれな絵柄や、夏の花などの描かれた

季節感あるものを着られることも多いですが、下旬にかけ、秋の花々が描かれたものを着て、

季節の移ろいを表現されることもあります。

 

http://walkkyoto.exblog.jp/10871074/

 

 

 

【9月】

暑い京都の夏は、まだまだ残暑厳しい季節ですが、花街は、

秋の七草の一つである桔梗の花の簪で彩られます。一足早く、

秋風を花街に運んでくれるかのようです。

 

お衣装にも、秋のお花などが描かれることが多く、

涼しげな秋を表現するために、明るめの色合いのものが増えるそうです。

 

http://walkkyoto.exblog.jp/11068959/

 

 

 

【10月】

この時期、各花街で秋のおどりが開催され、秋の訪れを肌で感じることができます。

 

そんな中、舞妓さんの黒髪は、様々な種類の菊の花で彩られます。

 

房付きの菊の小花があしらわれているものや、芸術品と唸ってしまうほどの

細かな細工の大輪のものなど、様々です。

 

お衣装は、ぐっと秋めいて、落ち着いた色合いのものが増え、

秋めいた京の移ろいを感じることができます。

 

http://walkkyoto.exblog.jp/16349931/

 

 

 

【11月】

本格的な紅葉の時期を迎え、京都では、色鮮やかに紅葉する木々を楽しめる季節となります。

梅の紅白、菜の花の黄白、などが表現される簪の色合いの中、

この時期は、もみじとイチョウなどの紅葉のイメージで、黄赤で表現される色合いが多くなります。

 

また、それに合わせ、お衣装にももみじが描かれるなど、京の秋を彩っています。

 

http://walkkyoto.exblog.jp/13596905/

 

 

 

【12月】

花街の12月は、南座で行われます顔見世総見から始まると言っても

過言ではありません。

 

各花街の総見の日に、舞妓さん達がご贔屓の歌舞伎役者さんの楽屋へ行き、

簪のまねきに名前を書いてもらうのです。

 

男形の役者さんは黒字、女形の役者さんは朱字で書かれます。

中には、顔見世にいく度にまねきを付け替え、

何人もの役者さんに書いてもらう舞妓さんもおられるそうです。

 

http://walkkyoto.exblog.jp/13877687/

 

 

こうして、季節の移ろいとともに、花街の一年はめぐりゆくのです。

伝統を重んじながら受け継いでこられた花街を支える職人さん達の技の数々、

日々の修行の中で培われた舞妓さん達の自信、それら全てが相まって、今も昔も変わらず、

二〇キロものお衣装をサラリと着こなし、颯爽と花街をゆきかう舞妓さん達に出逢えるのでしょう… 。




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